プライマリ・ケア医を選ぶための5か条

 

私たち研究班の調査により、次の5か条に当てはまる医師(医療機関)は、質の高いプライマリ・ケアを提供していることが分かりました。プライマリ・ケア医を選ぶときの参考になさって下さい。

※プライマリ・ケア医とは、「家庭医」「主治医」「かかりつけ医」「総合医」「総合診療医」などをまとめた呼び名であり、総合的な医療(プライマリ・ケア)を提供している医師を指します。

 

 その1 診療時間外に体調が悪くなった場合も、相談ができる 

▶︎万一のときに診療時間外でも相談・受診ができるかどうかは、患者さんが感じる「かかりやすさ」に大きく影響していることが分かりました。

▶︎以前は診療所(クリニック)でこのような対応は難しかったのですが、現在は特定の病気を持っている患者さんを対象に、24時間体制で相談を受付ける医療機関がでてきています。

 

 その2 患者としてだけでなく、あなたという人をよく理解してくれる 

具体的には

▶︎気軽に心配ごとが話せる環境をつくっている。

▶︎これまでの病気の経過を知っているだけでなく、あなたにとって何がもっとも大事な問題か分かってくれる。

 

 その3 専門医の受診が必要になったときに、十分な手助けをしてくれる 

具体的には

▶︎適切なタイミングで専門医に紹介してくれる。

▶︎紹介先をどこにするか、選択肢を挙げて話し合ってくれる。

▶︎紹介状をきちんと書いてくれる。

▶︎専門医を受診した結果をよく知っている。

 

 その4 必要なときに、幅広い内容の相談ができる 

具体的には

▶︎からだの問題だけでなく、こころの問題も相談できる。

▶︎自分らしい人生の終わり方について相談できる。

▶︎テレビや新聞などが伝える健康情報について相談できる。

 その5 地域全体の健康問題に関心を持ち、その解決に取り組んでいる 

具体的には

▶︎往診をしていて、その地域のことをよく知っている。

▶︎地域で何が問題になっているか、調査をおこなっている。

▶︎よい医療を提供するために、住民の意見をしっかり聞いている。

 

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日本におけるプライマリ・ケア質評価指標開発研究班

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青木拓也

京都大学大学院医学研究科 医療疫学分野

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